2017年12月4日月曜日

金貸し業

お金を貸すことを仕事とする企業 というと、あまりイメージがよいものではありません。昔は サラ金 今は まち金 などといわれている あの企業たちが浮かびます。

しかし、こんな楽な仕事はない と思わないでしょうか。 お金を貸すだけで、増えて戻ってくる という仕組み。もちろん大きなリスクもあります。借りた人が返さない。単に利息が増えていくだけで、お金が戻ってこない。

ならば、貸す人を選べばいい。この人なら、きちんと期日までに返してくれる。しかし、少しは遅れて返してくれた方がいいかもしれない。なぜなら延滞料として、もう少し利息を取れるかもしれない。もちろん法に触れない上限で。

貸す人は、ちゃんと返すけど、そこそこ遅れることもある という微妙な人も受け入れる。

でも、やはりリスクが大きい。だから、このような仕事はしないのが一番。

しかし、金貸し業は、まち金だけではない。銀行も行っていること。銀行と聞けばお堅いイメージがある。同じ貸し金業ではあるが、大きくちがう。しかし、まち金のバッグは、銀行の子会社だったりするわけで、結局同じである。

ところで、あなたが、このような仕事をするとしたらどうするか。もちろんきちんと利息をつけて返してくれるところに貸すのが無難。そんなとこあるのか。ありますよね。身近に・・・。

そう、銀行へ貸すのである。普通預金や定期預金。通常 預ける という表現を使うが、別の見方をすれば、銀行に 自分の資産を 貸す わけである。これなら安心確実。しかし、利息が少ないので、貸した分しかほとんど戻ってこない。

そこで、ひょとすると全額戻ってこないかもしれないけど、返してくれる期待度が高いものにお金を貸してはどうだろう。それが金融商品。投資信託とか、株式とか である。

通常は 買う という表現をするが、見方を変えれば、運営会社に自己資金を貸す わけである。 貸すわけだから、いずれ利息に相当するものをつけて返してくれることを期待するわけである。

できる限り確実なところに 貸せば、よい。それだけである。

これが投資の基本である。

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