2017年9月28日木曜日

fxのレバレッジ規制

FXとは、日々価格が変動する海外通貨と交換をして、その差額を利益にする というもので、 外国為替証拠金取引と呼ばれる。

FX取引は、まずある程度の資金を取引業者に預けることからはじまる。預けた資金を使って通貨の売買をするのだが、その預けた資金の最大25倍までの金額を持ち金として売買できる仕組みになっている。(以前は50倍とか100倍など、規制がなかった)

つまり、1万円預け入れれば、25万円預け入れたことと同じで、25万円分(実際にははもう少し減るが)の売買ができる という仕組みになっている。

そして、この倍率をレバレッジというが、このレバレッジは日本では25倍までと規制されている。

ここにきて、金融庁は、さらに規制を強くして10倍ぐらいが適当なのではないか という規制強化を考えている。

もちろん 個人の投資家保護 ということだそうだ。

レバレッジを高くすれば、わずかな価格変動で損失が発生して、追加でお金を支払わなければならなくなる。これにより、大損となる個人を保護する狙いがあるようだ。

しかし、そこまで必要なのだろうか。どうも日本は、温室栽培的な発想が多い。投資なのだから損失は発生するものである。レバレッジは各個人で自由に調整できるわけだから、何倍で行おうと個人の自由である。というか、個人の責任である。

個人の責任において行うことであるにも関わらず、国が規制して個人の責任という考え方が薄らいでしまっていると思う。

この規制強化は本当に日本人のためなのであろうか。どうもそうでない気がする



0 件のコメント:

コメントを投稿