この時期は、各企業の決算発表が集中する時期である。特に上場会社の決算発表は、株主にとっても注目の的である。
今回の決算による配当、おまけの株主優待。これを楽しみにしている投資家たちも多い。
株主優待は日本独自のものであるが、米がもらえたり、調味料セットがもらえたりと楽しみである。
レジャーランド会社なら、レジャーランドの入場券や割引券、鉄道系なら一日無料乗車券など、恩恵もある。
ところで、配当金や株主優待だけを目標に株を購入している人も中にはいる。そういう人は、それらの権利を取得すると、株を売却してしまう人も多い。
それらの権利は、特定の日に株を持っている人が、権利者となるので、その後売却してしまっても、権利は無くならないのである。
なので、権利日が過ぎると売却することが多い。売却が多く発生すると、株価は下落する。
決算発表があると、配当金や優待が確定される。つまり権利日となるわけで、この時期は、一般に株価が下落する時期でもある。
ここがねらい目 という人もいる。株価が下落したところを買うわけである。これらの人々は、配当金や優待を目当てにしていない。売買の差額で儲けようとしている人たちである。
なので、一般的な株は、権利日に下落して、その後価格が下落した株を狙い買いが入り、価格上昇につながることがある。この流れを読むのも株式投資の方法の一つでもある。
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