2018年5月17日木曜日

サブリース

不動産賃貸 いわゆる大家さんにとって おいしい話?

サブリースというのは、借りてがなくて空室となっている部屋の賃料を保証してくれる という仕組みである。大家さんにとっては、借り手がなくて収入がなくなっるよりは、はるかによい制度である。

この仕組みは、不動産仲介業が、一括で借りて、家賃を払う。というもの。大家さんにとっては空室であろうと、入居していようと、関係なく家賃が入ってくるという仕組みである。

しかし、実際は、例えば大家さんが7万円で貸したいと思っていても、不動産仲介業が、ここは6万円です。と決めてしまえば、それに従うしかないのである。これがサブリースのシステム。不動産仲介業が賃料の決定権を持っている。

大家にとっては空室で収入ゼロよりは、ましなので、サブリース契約を結ぶ。しかし、これがアウト。一般的な契約では、決定権は不動産仲介業が持つので、自由に価格を変動できる。しばらくすると、理由をうまくつけて、3万円にします。と言ってくる。一方的に価格を変更してしまうのである。

元々持っている部屋ならよいが、銀行からの融資で手に入れた部屋であれば、最悪である。返済が家賃収入で賄えないのである。すると、自腹で貯金を崩し返済するしかない。いわゆる赤字経営と陥るのである。

一見大家さんにとっては、うまい話しであるが、よく契約を見て、家賃の決定権がどこにあるか、見ないと大変なことになる。


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