2016年6月1日水曜日

ホーム柵は本当に必要か

最近電車のホームに柵なるものが取り付けられてきている。必要があって取り付けているのだろうが、本当に必要なのだろうか。

ホームから転落防止のためのものだが、昔からずっとついていない。なぜこの時期になって取り付けられ始めたのか。

もっとも海外、特にアジアで新たに鉄道ができると、特に地下鉄はホーム柵どころかホーム全体が覆われている。それは、ホームに駅員がいないからである。人員削減、経費削減で、事故防止のためである。

日本も人員削減、経費削減のためホームに駅員がいなくなってきている。そのためだけなのだろうか。

それだけではないであろう。ホームから転落する事故が増えてきているからであろう。目の不自由な人のために点字ブロックがいまでは、白線がわりとして、埋め込まれている。恐らく目の不自由な人以外の人の方が転落事故が多いのではないだろうか。

そうであれば、乗客側に何か問題があるのではないだろうか。

危険な場所を歩くときは、普通周りに気を付けて歩くのが義務である。それを怠っていれば、おのずと転落する。恐らく最近の転落事故発生は、そのように注意を怠る人たちが多いのではないだろうか。

また、ホーム柵があると安心する。柵があることに慣れてしまっていると、恐怖感がなくなり、注意がおろそかになり、その延長でホーム柵のない場所でもあるつもりで、よそ事しながら歩けば、結果は見えているだろう。

乗客だからといって、必要最小限の注意を怠たり、ホーム転落した人は、列車の走行が遅れることとなり、それは列車走行の妨害、つまり威力業務妨害である。


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