りそなグループは7月から、りそな、埼玉りそな、近畿大阪の3行に口座を持つ25歳以下の若者を対象に、現金自動預け払い機(ATM)の利用手数料を無料にする(読売新聞およびヤフーより)
とのことである。若間の優遇措置である。
最近気になるのは、シニア世代の優遇措置である。年齢を証明するものを提示すれば、テーマパークの入場料が割引になるとか、利用料金が割引になる という優遇が目立ってきている。
今、優遇措置が必要なのは、学生割引がなくなった、社会人ではないだろうか。高齢者福祉としては、公的な立場の方々が数多くの福祉政策をしている(といっても、まだまだ十分といえないとは思うが・・・)。それにさらに民間が行うということはよいことでもある。
しかしながら、今一番つらいのは、学割の聞かなくなった若年者ではないだろうか。就職率もまだまだであり、たとえ正規採用されたとしても給与も安い。さらにブラック的な企業に働かざるを得ないという現状もある。なんとか公的な奨学金制度で大学を卒業しても、その返済に追われ、満足な生活ができないという現状もある。
もっと民間も若者優遇措置をすべきではないだろうか。今回のりそなの方針はその一歩かもしれない。
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