さて、リスク運用がわからない人にとっては、銀行にお任せする運用となります。一番やりやすい方法は、投資信託の購入です。金融法の改正で投資信託などの金融商品は銀行では販売できませんでした。ところができるようになったんです。
そして投資信託を販売する業者には、販売奨励金のようなシステムがあります。つまり販売すればするほど、販売手数料がもらえる ということです。
銀行は前回までのお話からおわかりになると思いますが、手数料が収入源です。金融法の改正で証券会社が独占していた投資信託の販売手数料が銀行にも入ることになったのです。ですから、投資信託を販売しようとします。
ところで投資信託とは何か。それは、多くの資金を集めて、投資のプロに運用を託するもの なのです。つまりプロに自分のお金を預け運用してもらいその収益を手に入れる というものです。
運用成績のよい投資信託もあれば、そうでない投資信託もあります。また、銀行によって取り扱っていないものもあります。銀行でよく取り扱われるものは、やはり銀行が収益になる商品ですから、お客さんにとってはどうなのか? これは 不明です。
というわけで、確定拠出年金を行うと、銀行のいい餌食になりますので、自分で運用ができるぐらいの資産運用知識をつけてからの方がいいのではないでしょうか。
知識をつけるためには、書籍やセミナーを活用するとよいでしょうが、それらも偏りがある場合があります。銀行や証券会社が開催するセミナーは要注意です。これらのセミナーの講師は主催者には逆らえませんので、主催者が好むような話をしなければ即、解雇されてしまいます。ですから主催者に気に入ってもらえるような話をしますので、偏りのある話になります。
ですから、それらとは関わらない中立な主催者のセミナーを探してください。私もそのようなセミナーで学習しました。探せば簡単に見つかります。
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