2016年12月31日土曜日

モーサテ

株式など経済に興味のある人は、モーサテときたらわかります。モーニングサテライトという番組のことです。この番組の中でなかなかエグイ?企画がありました。

今年の予想からかなりはずれたアナリストを出演させ、言い訳をコメントする という企画です。

他の番組ではなかなかやらない企画だと思います。当のアナリストも出演は嫌がりますからね。

それでも、出演してくれるアナリストもなかなかなものです。


でも、一般的に言って、アナリストというものは、いい加減だと思います。自分に都合のよいデータを探し出してきて、もっともらしい話をする ということです。確立は1/2ですからね。


証券会社のとある営業マンは、こんな営業方法をしているということを聞きました。100人の顧客がいたとすると、50人には、上昇すると予測を話す。残りの50人には、下落すると予測を話す。

こうすることで、どちらでも当たるわけです。ただし顧客数は半減しますが、顧客からすれば、そんなことはわからないわけです。当たる予想をした側の顧客からすれば、この営業マンはすごいと尊敬され、信頼を受けます。いったん顧客が信頼すれば、こちらのもの。どんどん売り込み営業成績は伸びる というわけです。

顧客は半減していますが、営業成績は倍に膨れ上がる わけです。

世の中こんなものです。特に投資の世界では、自分できちんと判断できる能力を身に着けることが大切です。来年からは、公務員も年金資源を利用した個人運用ができるようになり、ほとんどの人が個人運用が可能となりますが、くれぐれも言いなりだけはならないように、自分で考え判断ができるように、書籍やセミナーで金融知識を少しでも多くつける努力はしましょう。


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