ここのところガソリンの価格が上昇している。ニュースでは、原油生産量の調整が原因といわれている。
さて、この原油生産量の調整の情報が新しいとしたら・・・。ちょっと気になる。
それは、原油は生活上非常に大切なもの。だから、相当の量を常に備蓄していることになる。
すると、調整をしたとしてもそれは、今後の話であり、今在庫としてある分は、価格上昇の影響を受けずに仕入れたものである。にもかかわらず、末端価格に影響がすぐに及ぼしてきている。
実際には、まだ安い段階で仕入れたものでありながら、現状調整された価格に値上げしているのである。(先入れ後出し法)
いささか、気になるわけだ。ようするに安い時に沢山仕入れて、価格上昇の情報が入ってきた時に、安く仕入れているにもかかわらず、価格を上昇させて販売しているのである。
ならば、石油業界は、ものすごく儲けているのかというと、どうなのだろうか。先々を見て、価格上昇率を大きくさせないようにするという、クッション的役割も持っている。(結構儲かっているとは思うが・・・)
まあ、気になる点もあるが、ガソリン価格だけで見るのではなく、視野を広くしてガソリン価格の変動がどれほど社会に影響を及ぼすか、という視点で見てみることも必要である。
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