テレビのニュースでも解説しているが、どうもしっくりこない。いろいろ調べてわかったことをまとめてみた。
・一つの発電所が停止すると、電力が減る
・電力が減ると、電圧、電流が減る
・モータはいつもより動きが悪くなる
・パソコン系は誤動作する可能性が高くなる
これが 受給のバランスが崩れると問題になる原因である
そこで、電力を増やすためにどうするか
・稼働している発電所で出力を高める
・出力を高めるということは、発電機を早く回す
・早く回すと周波数が変動する
周波数が変わるとどうなるか
モータは回転数が安定しない
扇風機が勝手に弱くなったり強くなったりするようなもの
・工場でドリルの刃の回転数がかわり、上手く削れず不良品が増える
・回転すしの皿が高速で動いたり、ゆっくりとしか回らない
・パソコン系は不安定になり、誤動作する
などの問題が生じる。
そこで、周波数を一定にする装置ががんばって調整するが、
がんばりには限界がある。
そこで、パンクして電力の供給が止まる。
大停電になるのである。
しかし、その前に、需要側の一部だけを意図的に停電させることもできる。
一部の地域だけを停電させることによって、他の地域に安定させて
電力を送ることができるようになる。
今回は、この措置がうまくできなかったので、他に波及して、
全体が停止したのである。
というわけで、今回は人災である可能性が高い。
一部を停電させていれば、大きな被害はなかったのである。
システムの誤動作か、それとも手動でやる決断ができなかったのか
それはわからない。
と、自分は考える。
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