2年縛り 4年縛り が 話題になっている。国家権力で是正を投げかけている。
このシステムは、クレジットカードで言えば リボ払い。機種変更すれば前のローンがチャラになるが、次のローンが発生して、これを繰り返せば永久にローンが終らず、毎月一定額を払わなくてはいけない。さらに機種代は年々増加傾向にあるので、リボ払いなら毎月一定額であるが、こちらは増額になっていくわけでたちが悪い。
ようするに、ひとつの携帯会社に、毎月ひたすら貢ぐわけである。貢き続けていると不満が高まってくるので、それを和らげるエサとして、新機種を与えてもらえるわけである。
さらに利息とは言わないが、このサービスには手数料として毎月一定の金額を払わなければならない。利息ですよね。それ!
例えば、機種代72000円を4年間分割で購入すると、月々1500円。25ヵ月目で機種変更するとすると、支払額は 1500円×24ヵ月=36000円。
ところが、このシステムには利用手数料が 月々390円必要。390円×24ヵ月=9360円
これを利息と見ると
9360円÷36000円×100%=26%
つまり、年間26%の利息が付くローンと見ることができる。
ところで、銀行や町金で借り入れした場合は、利息制限法で以下の通りの利息が限界。
・元本が10万円未満の借金の金利は、年20%まで
・元本が10~100万円未満の借金の金利は、年18%まで
・元本が100万円以上の借金の金利は、年15%まで
機種代72000円の場合は、元本10万円未満に相当するので 20%まで になる。
もっとも、利息ではなくあくまでも、このシステムを利用するための利用料であるので利息ではないが、どうなのであろう。
ただし、以下の計算もできる
元々72000円に対するローンであるから
9360円÷72000円×100%=13%
これなら利息と謳っても法律クリアである。
でも・・・、13%である。
ここが問題視されないのは、機種によってはこのシステム利用料が ゼロになる場合もあるのだ。こうなれば利息ゼロである。もっともその分とごかで調整して回収しているのである。
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