ここのところ、日経平均が上昇している。日経平均とは、日本の上場株式の中から255銘柄をピックアップして、その平均を出したものである。日本の経済の成長具合を定量的にみることができる指標である。
日経平均が上昇するということは、他の株価もそれに連なって上昇していると考えることができる。
さて、最近上昇してきている理由はなんであろうか。オリンピック需要?かもしれい。ただ一番わかりやすいのは、復興需要である。関西に襲った台風、北海道の地震。この復興需要が一番考えやすいのではないだろうか。
そういえば、先日ニュースで損害額が数値的に発表された。この数値を見てもそれだけの復興需要があるわけである。
俗に言う 『投資家は非情になれ』である。しっかりと儲けている投資家は非情である。時に、人の不幸いや自分の身内の不幸でさえ、金もうけの道具にしてしまう。特に自然災害で多くの人々が苦しめられれば、それに伴ってお金が動く。物が動く。景気活性化となるのである。
その結果株価が動くのである。特に今回は、復興もさることながら、防災用品にも注目が浴びせられている。ブラックアウトにより電気が使えない。となるとガスの出番である。特にライフラインとして供給されているガスではなく、ガスボンベなどを使ったコンロは手軽な防災用品の一つである。その需要が高まり、その会社の株はもちろん上昇中である。
投資は非情であれ。である。
0 件のコメント:
コメントを投稿