2018年10月5日金曜日

太陽光発電

テレビ番組で、太陽光発電の話をしていた。自宅の屋根に太陽電池を取り付け、発電した電気を売却する という仕組みである。契約によって非常用電源として、あるいは、蓄電池を購入して夜間に利用する というような使い方が考えられる。さらに、停電時には緊急用として利用もできるので、自主防災として一役買っている。

番組の中で、なかなかか面白い発想をしていた人がいた。自宅に太陽光パネルを取り付けることができないマンション暮らしの方が、「原子力による発電は反対しているので、クリーンな電気のみ使っている電気会社と契約しています。」というものである。

なるほど、クリーンな電気ということで一理ありそうに見える。しかし、クリーンな方法で発電した電気も、原子力による電気もどちらも一旦電力会社に集められ、そこから各家庭に送られている。つまり、このお宅に届く電気は、クリーンな方法か原子力か わからない。混じっているのである。契約上クリーンなだけである。

滑稽である。

クリーンな発電が今後増え、原子力、火力など不要となればいいのだが、それまではこの不思議な状態が続くのである。

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