慢性的な遅れとなっている路線もある。特にトラブルがあったわけではないのに、定時発車ができなくなっているそうだ。
様々な原因があるが、利用者にもその原因の一つがあるようである。
それは、駆け込み乗車。閉まりかけたドアに無理に飛び込むと、危険を察知して、閉じかけたドアが開く。そして再確認してドアを閉める。たったこれだけの動作ではあるが、それが何度も繰り返されるうちに遅延となる。
駆け込み乗車をする人にとっては、切羽詰まった状況なのであろう。自分だけなら・・・という安易な発想で、多くの人が行うと、チリも積もれば・・・ということで、遅延につながるのである。
また、スマホを見ながら乗降することで、自然と歩く速度が遅くなり、乗り降り時間に影響する。これも自分だけなら・・・という発想で、積もり積もりって・・・。遅延につながるのである。
一人一人の協力が遅延を防ぐことになるそうだ。
ところで、遅延すると、どうなるか。もちろんその後の電車が玉突きで遅くなることは、考えられるが、ほかにも影響がある。
それは、遅延した最初の電車のさらに先を平常ダイヤで走行している電車にも影響するのだ。あえて、その電車も遅らせて走らせるのである。そうすることにより、遅延した電車に乗る乗客を少しでも少なくさせて車内混雑を緩和させるという仕組みがあるそうである。
遅延することによる影響は意外と大きいのである。
まずは、我々乗客が協力できることは協力すべきである。
0 件のコメント:
コメントを投稿