2016年10月25日火曜日

名鉄名古屋駅にホームドアは設置可能か!!?

どこでもドア なる ホームドアの開発が進んでいるそうだ。

車両によってドアの数や位置が異なる場合に対応できるように開発されたものだ。各鉄道会社から問い合わせが来ているそうだが、名古屋鉄道はどうであろう。

名鉄も同様にドアの数が違う車両が存在しているので、このどこでもドアは有効に思われる。しかし、名鉄名古屋駅はさらに複雑化している。

通常ホームに停車する位置は、連結車両数により異なるが、連結車両数が同じなら、どの列車も同じ停車位置に止まる。

しかしながら名鉄名古屋駅は、行先により、停車位置を変えている。さらに行先だけではなく、特急や普通という種別でも停車位置が異なる。

つまり、ドアの位置と停車位置の違いとの組み合わせパターンを考えると、何通りのパターンを考えなければならないのだろうか。という疑問が出てくる。このどこでもドアでもひょっすると対応できないかもしれないであろう。

さて、ではどうするか。結論は、ホームドアを設置しない。である。

名鉄もやっと黒字に近づいてきているところで、ホームドアの設置は費用面でも厳しいであろう。さらに上述の理由から、複雑化しそうである。

ただ、停車位置が一定で、ドアの位置も固定されているところには、ホームドアというよりも、アジアでよく見かける、完全に覆ってガードできるようにしている場所がある。それが中部国際空港駅である。

ここは、ホームドア以上にガードの固い、ドーム式で完全に覆われている。中部国際空港駅が設置された時に同時に取り付けられている。なので、特別特急は各車両の前後にしかドアがないため、専用ホームとなり、普通や急行と区別されているため、ガードが可能となっている。

はじめから、そのような想定でつくられたため、実現したものである。

さて、名鉄名古屋駅は、ホームを増やさなければ、まず設置できないであろう。

そういえば、名古屋駅改造計画なるものがある。名古屋駅に乗り入れているJR、名鉄、近鉄、そして地下鉄の乗り換えが簡単にできるように改造しようという計画である。

どうやら、名鉄のホームも拡張されるようであるので、その時には、ホームドアが設置されるかもしれない。

いつのことやら・・・・。




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