東洋経済ONLINEに 『楽園企業の「ホウレンソウ禁止」がヤバすぎる』という記事があった。
報連相は、自ら考えることを邪魔するということらしい。
この会社は、未来工業という会社。少々変わった社長さんだが、なかなかのスゴ技を持っていそうな気配を感じる。
社長曰く 『管理しないほうが人は自分の頭で考えて、よく働くんや』
なるほど、管理されるということは、逐一指示が出るということ。そして指示に従って行動する。これも大切なことだが、反面、指示待ち社員を作ることになる。
一方指示がなければ、どうしたらよいか自然に社員が考えるしかない。しかも自ら考えたことなので、失敗すれば、自らの責任となる。失敗しないように必死に考え働く。という図式のようだ。
さらに、自由度が極めて高くなるため、社員はのびのびと仕事ができるようである。
また、社長は、『「嘘をついてもエエぞ」と言われると、人はなぜか真面目になるもんや』と言っている。具体的には、社員食堂を利用したら自己申告で利用回数を届けるそうだ。会社からも補助金が出るので、10回しか食べていなくても20回と報告すれば、20回分の補助金がもらえることになる。しかし、今まで一度も収支が合わなかったことがないという。ピッタリ毎回一致するそうだ。
上司と社員の信頼関係により成り立つことである。
いずれにしても、スゴ技の持ち主の社長さん。なかなかツワモノのようである。
0 件のコメント:
コメントを投稿