リニア建設にともなう、ゼネコンの談合落札 という記事が 以前あった。
ゼネコン いわゆる 総合建設業社 であるが、景気のテコ入れには欠かせないところである。
景気テコ入れには、公共事業を増やす という典型的な施策がある。これは、ゼネコンと癒着しているわけではなく、ゼネコンの動きは多種の企業に影響を及ぼすからである。
オリンピックの開催となれば、ゼネコンが動く。もちろんリニア建設や新幹線の建設もそうである。
さて、ゼネコンが動き出すと、それにかかわる業者が動き出す。ゼネコンといっても結局他の下請け企業に仕事を回さなければ仕事を請け負うことはできない。その結果下請け企業が潤うことになる。
下請け企業といえども、多種多様の企業が関わっており、それらの企業が請け負う。もちろんそれらの企業に原材料を供給している企業も潤う。
いわゆる 風が吹けば桶屋が儲かる という図式が作られているわけである。
そういう意味ではゼネコンは国にとって大切な組織なのである。
重要な組織となれば、鼻が高くなり、時に逸脱した動きをしてしまうのである。かといって潰してしまうわけにもいかない。
だから、談合が後を絶たないのである。
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