2018年2月20日火曜日

電車の遅延

首都圏の話であるが、頻繁に電車の遅延が起こっているそうだ。

だったら、余裕をもった時刻表に代えればいいと思うのだが、1分でも早く走行できてますと主張するがごとく、各社時間と熾烈な戦いがあるようである。

ただ、遅延の原因は、過密ダイヤというのもあるが、乗車マナーも大きな要因となっているそうだ。

駅に到着してから、出発するまでの時間。これがキーになっているらしい。駆け込み乗車、スマホ歩きののんびり乗り降り、車内でのけんか、などなど。
これにより、必要以上に駅に止まっていなくてはならないので、この遅れが積り積もって遅延につながるようである。

まれに、こんなことはないだろうか。いつもの電車よりも1本前の電車に乗れた!!

という現象である。これは、前の電車が遅れていて、それに間に合ってしまう というケースである。このケースに遭遇する人が多くいるとどうなるか。その遅延している電車はいつもよりも多くの乗客を乗せている ということになる。
すると、通常よりも各駅での乗客の乗り降りの時間が増えてしまい、さらに遅延するのである。

これにより、その遅延している電車はさらに遅延していき、1本前の電車に乗れる乗客も増える という悪循環が発生するのである。

鉄道会社もこの悪循環は把握しており、後続の電車をわざと遅らせたり、遅延している電車の1本前の電車をわざと遅らせたりして、乗降客を調整するそうだ。

だから、1本電車が遅延すると、その前後の電車にも影響がでる。それがさらに広がって大きな遅延が発生するのだ。特に首都圏は、相互乗り入れが多いので、その遅延は他社にまで影響していく。

昔 『狭い日本 そんなに急いで どこへ行く』というフレーズがあったが、電車のダイヤも競争するのはやめて、余裕を持ったダイヤにしてはどうだろうか。
あるいは アバウトに ラッシュ時は2-3分の間隔で(いわゆる適当)来るはずです なんてダイヤでは、規制があってできないのだろうか。(一般人が見るダイヤには、そのような表記になっている場合もあるが、運転手のダイヤ表は30秒刻みの正確なダイヤ表記がされているのが実情なんですよね)


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