あくまでも、上場株価の中のたった225銘柄の平均ですが・・・。日経平均は東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄です。わずか10%ほどの株ですが、日本の景気に大きく影響をおよぼす株を厳選して指標としています。
ですから、この指標は非常に意味の深いもの というわけです。
さて、本日1000円以上の値下げとなったわけですが、いわゆる 売りが売りを呼ぶ という状況だったようです。直前のアメリカのダウ(日本の日経平均に相当するもの)が大幅な値下げになった影響で、日本の取引開始前から大幅下落の可能性があると、投資家たちが思ったようです。
日本の取引が開始してから、損失を防ぐために売り注文が入り、その動きをみながらさらに売り注文を入れる投資家が増えてきた という状況なのですが、その後発隊の投資家は、人間でなくて、機械のようなのです。
つまり、コンピュータの自動売買システムが、下落傾向の動きを察知して自動的に売り注文を出した ということです。
売りが売りを呼んだのは、コンピュータが原因 というわけです。
以前取引全体の30%ほどが自動売買と聞いたことがありますが、さらに自動売買の稼働率が増えてきていると思われ、拍車がかかっているようです。
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