2015年11月24日火曜日

変なホテル

長崎に変なホテルがあるそうです。長崎のハウステンボスにあるひとつのホテルです。
ハウステンボスには、以前行ったことがありますが、この時には、まだありませんでした。

何が変なのか。それは、基本的にホテル業務をロボットがこなしているからです。受付には、人はいません。ロボットが対応します。荷物を預けたり、部屋まで荷物を運んだりするのもすべてロボットです。

部屋の空調は、輻射パネルになっており、空気に影響しないで、直接電磁波により、熱を伝えるのだそうです。暑い時には人の身体から直接熱を奪って涼しさを感じさせ、寒い時には身体から奪われる熱を少なくすることで暖かさを感じさせる。という一風変わった空調システムになっているそうです。

もちろん万が一の時に対応できる人も存在しますが、基本的に人がいない無人のホテルということになります。このようなホテルが増えると、人は不要ということになり、少子化による労働力人口が減少しても対応できるということです。

飲食店でも人不足が問題になっていますが、例えば回転すしは、料理がベルトコンベアで流れてくるので、人が運ぶ必要がなくなります。一部の回転すしでは、お皿を回収する口がテーブルについており、片付けの手間も減っています。これもベルトコンベアではありますが、一種のロボットと見ることができます。

労動力不足には対応できますが、逆に働きたい人の場を奪うことにもなります。簡単な仕事はロボットがすることになり、簡単な仕事を担当している人は、必要なくなるということです。

これからは、ロボットにできない仕事ができる人材しか必要なくなるということです。少子化で労働力人口が減っているとはいえ、正社員として働きたい人は沢山まだいます。しかし、仕事がなくなってい現代としては、ロボットに負けない技術力、仕事ができる人にならなければ、いけない時代になってくるのですね。

そして、この変なホテルは、まだ日本いや世界に一つしかないそうですが、どんどん増えていけば変ではなく、普通のホテルになっていくことになるのでしょうね。


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