2015年12月16日水曜日

大人の通知表

子どもたちは、まもなく冬休み。楽しい冬休みを迎える前に、あれ が 渡されます。そう通知表。通信簿なんて言う場合もあるそうですが、あれです。

しかし、大人でもこの通知表が渡される時期です。サラリーマン限定ですが、今年の総決算。サラリーマンが苦労して稼いだ1年の総額が通知されます。そう、源泉徴収票なるものです。

サラリーマンでない方は、源泉徴収票がありませんが、1年の総額をまとめて報告する確定申告という時期が、翌年の2月に来ます。この時に自己申告式の通知表を作成しなくてはならないわけです。

さて、源泉徴収票に話を戻しますが、これには、いろいろな数字が書かれていますので、何がなんだかよくわからない方もおられるかもしれません。

単純に見るなら、一番高額の数字、これが、税金等を引かれる前の1年間の総額所得なのです。つまり年収○○円というやつですね。ここから税金や社会保険料等が引かれてしまうので、実際に手にする金額は、減ります。(その手取りの金額を可処分所得といいます。)

話が難しくなりますから、いわゆる一番高額に書かれている数字で考えることにしましょう。いわゆる年収というやつです。

もちろん年収が多ければ多いほど、この一年間がんばった証拠ということなのですが、やはり労働時間というものも大切になってきます。いくら年収が多くても労働時間がそれに比例して多くなっていては疲労の蓄積にもつながってしまいます。理想は、少ない労働時間で多くの年収を得るといいのですが、なかなか難しいことです。

そこでご自身が1時間当たりどれだけ稼いだかという、いわゆる時給という考え方が必要です。時給計算は実際にどれだけ働いたかを調べないと計算できないのですが、ここでざっくりと計算する方法をお示しいたします。

それは、年収÷365日÷24時間 という計算です。この計算は、一日も休まず飲まず食わずで寝ることもなく働いた時間での計算になりますが、これを規準にして毎年比較していけばよいわけですから、これなら単純でざっくりと計算できるのではないでしょうか。

みなさんの時給はいくらになりましたか。もし、過去の源泉徴収票をお持ちならば、過去の分も計算してみてください。


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