2015年12月3日木曜日

マイナンバー

先日、やっと我が家にも、マイナンバーの通知が届いた。反対派の方もおられるようだが、受取拒否をしても意味がないそうです。私は、受取拒否するどころか、カード申請までします。

というのは、以前住基カードも取得しています。それは、確定申告で完全電子申告が出来るからです。住基カードを専用読み取り機で読み取らせると、そのまま自宅にいながら、確定申告が完了するからです。ですから、すでに私には背番号がクッキリと刻印されています。

その住基カードも今夏で有効期限が切れてしまい更新手続きをしなくてはならないと思っていた時に、マイナンバー制度の通知時期が決定。また、次回の確定申告からマイナンバーカードを利用した申告が可能になるとのことで、待っていたマイナンバーです。

まあ、便利な点があれば、それに伴う危険度も高まるというものです。ちょうど投資におけるリスクという考え方と同じ、高配当な金融商品というのは大きな損失を発生する金融商品のことです。同じように、便利であればあるほど、危険度も高まるということです。この裏腹な状態をどのあたりで決着つけるか。これが最大の落とし所になるわけです。反対派の言い分もこの点から理解できるわけです。

ただ、反対理由に、国民総背番号制を上げておられる方も一部おられるようですが、背番号はすでに付いています。反対しても表に出るか出ないかで、付けられているのです。小学校では、学年、クラス、出席番号で、背番号管理をしているくらいですから、子どものころから背番号はすでに付いているのです。また、車の免許を取得すれば、その免許証にも番号がありますし、銀行口座を持てば、口座という名称の背番号が付いているのです。クレジット番号も同じ、DVDレンタルショップやスポーツジムの会員番号にも、おにゃん子クラブの会員番号にも(欠番さえあるは、唄にもなるわ)、・・・。

例をあげたらきりがないですが、簡単にいえばコンピュータに個人情報を入力した時点で、すべてコンピュータ内では、番号で管理しているわけです。それが表に出るか出ないか。それだけのことです。すでに個人情報は番号付けられており管理され、番号さえわかれば、個人情報は簡単に検索されてしまいます。

そういえば、住宅ローン等を組む場合のローン審査も、個人信用情報センターで管理され、直近3年間のお金の動きはすべてまるわかりになっています。本人でなくてもこの情報は取得できてしまいます。そんな世の中でのマイナンバーって、どうなんですかね。





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