自動車には以前から安全装置がついているが、最近どんどんと進化してきている。昔からあるものとしては、ボディを頑丈にして中の人間を守るというものである。
例えは、ドアに鉄の棒を入れたり、ボディを厚くしたりすることにより、外部から車の衝突などでちからが加わってもドアで守ることにより中にいる人を守ってきた。ただし欠点は車両重量が重くなることである。重くなるということは、それだげ動かす時にパワーが必要となる。つまり燃料をより多く消費してしまうのである。
最近は燃費を意識するようになり、軽量化の傾向がある。するといままでのような考え方では、安全を維持できなくなってきている。そこで、逆の発想が出てくる。ボディを潰れやすくすることで、外部からの衝撃を吸収して中の人を守るという発想である。こうすれば重量も軽減でき燃費もよくなる。
さらに一歩進ませるには、外部からの衝撃をなくすことである。つまりぶつかる前に察知することである。こうすればボディの強度を減らすことができる。絶対にぶつからない車これができればよいが、それは無理。しかし、ぶつかる確率を減らすことはできる。
そこで出てきたのが、コンピュータ。人間をサポートするものである。センサーを駆使して人間よりも先に察知させて事故を回避させるというものである。
究極は、人間が運転しない、つまり自動運転である。この技術はまだまだ先であるが、すでに実験が進められており、前の車に付いていく追従システムや、レーンから外れないように保持してくれるレーンアシスト、後部の死角をサポートするセンサーなどがもうすでに付けられて活躍している。
ただし、まだまだ誤動作もある。最後は人である。コンピュータよりも人の方が優れている。あくまでもこれらはサポートとして最大限に活用しつつ、事故ゼロを目指していくことが大切である。
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