スクエア・エニックスが、ドラゴンクエスト発売30周年の大イベントをするそうだ。
日経新聞の記事には 『スクエニ、若年層にも的』(2016.1.14朝刊より)とサブタイトルがつけられている。
あれ、ふと気になる。若年層にも的?? そうですね。30周年イベントですから、30年前の若年層は、すでに中高年層になっているのですね。
そういえば、ゲーム関連の雑誌で『ファミ通』というのがありますが、今の子どもたちは、ファミの意味がわからないそうです。ファミコンつまりファミリーコンピュータ(任天堂)を知らない世代になっているからなのです。(ファミ通は ファミコン通信 の略です)
ドラクエというゲームは、ヒントをたよりに頭でじっくり考えて行動するというゲームであるため、結構思考能力を問われる?ゲームでもある。かつてアメリカ人向けのドラクエを発売し、逆輸入で日本でも販売されたものがあるが、それを見ると非常に簡単である。すでに進むべき道が示されており、そこをただなぞるだけ。日本版のドラクエのように自由に大陸を右左あるいは斜めに移動できない。やはり日本版がよい。
最近教育界では、アクティブラーニングというものに注目が集まっているが、これは、一方的に教わるだけでなく(つまり攻略本など使わずに)、自ら考える能力をつけるという授業である。(つまり自分でヒントをたよりに思考錯誤するゲーム)。まさにドラクエそのものであることを痛感した。
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