2016年1月9日土曜日

はんだ付けチャンピオン

はんだ付けといえば、家電製品やスマホ、コンピュータなどの精密部品を接続する方法です。材質は、鉛とスズの合金を使っていたのですが、鉛が良くないということで、今は鉛なしのものが使われています。また、コンピュータ等は電気の流れがもっともよいとされる 金 を採用しています。ですから、廃棄されたパソコンなどの電子機器には、金が埋もれています。これを再度採取するという業者もいるほどです。

さて、なんでも機械でやってしまう昨今ですが、手で行うはんだ付けもあります。特に部品を修理する時は、どうしても手操作となります。実際にはんだ付けを行うと、結構難しい。はんだを付け過ぎて山盛りになってしまうこともあります。これを通称イモはんだと呼んでいますが、電気抵抗が増して動作が不安定になってしまいます。逆にはんだの量が足りないと、薄っぺらいのとなり、今度は接続不良となり断線してしまいます。

適度な量というものが必要になってきます。その量は、富士山と言われています。適度な量が解けたはんだを横から見ると富士山のような形になるからです。この富士山型になるのが理想的です。
さらに、このような適度な量になると、見た目も非常に綺麗になります。

はんだ付けのプロは、このような出来上がりの綺麗さは意識するわけではありませんが、自然と美しい形になっているのです。


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